夏の汚れ
暑かった夏も終わり、だいぶん涼しくなってきましたね
今年の夏は特に暑かっただけに、フレームのいたる所に汗や汚れが溜まっていませんか?
・鼻パット
・耳に当たる部分(先セル)
・レンズとフレームの間
・テンプル(ツルの部分)の可動部分
この辺りはなかなかお手入れの出来ない部分ですが
鼻パットと耳に当たる部分は直接触れる部分だけに
変色・汚れ・細菌の繁殖による皮膚への影響が気になります
レンズとフレームの間に溜まる汚れは見た目を損ないますし
ご自身だけではなく、周りの人から見ても汚れているのが分かります
可動部分の汚れは、湿気が多く気温の高い時期にはまだかろうじて動きますが
空気が乾燥し、更に気温が低くなると固着しやすくなり
寝る前にたたんでおいたメガネが朝になったら開かないなどのトラブルになる事もあり
無理に開こうとするとフレームの破損につながります
このようなトラブルを未然に防ぐ為に、中里メガネでは
・鼻パットの交換(貴金属フレームの鼻パットは再研磨)
・先セルの交換及び再研磨
・フレームの分解清掃
・可動部分へのグリスアップ
などのメンテナンスを行っております
作業時間は5~30分程度ですので
お時間のあるときに是非メンテナンスにご来店ください
サングラス購入に関する注意点
この時期になると「サングラス買おうかな?」とお考えの方も多いかと思います。
しかし、サングラスと言っても、安い物から高い物まで色々あり、パット見は似ていても値段が倍以上違うこともあり、どれにしようか迷うことも多いですよね?
サングラス選びでの重要なポイントはデザインであったり、レンズカラーであったり価格であったりと人それぞれですが購入時には、サングラスに付いている「タグ」にも注意してみてください
タグには
・品名
・レンズの材質
・前枠
・テンプル
・可視光線透過率
・紫外線透過率
などの表記がなされていると思います
「品名」は色付レンズが入っているのだからどれでもサングラスでしょう?と思われるかもしれませんが、家庭用品品質表示法により
・サングラス
・偏光サングラス
・ファッション用グラス
に、分類されています
サングラス
屈折力がいかなる経線においてもマイナス0.125ディオプトリから0.125ディオプトリまでの範囲内であり、かつ、任意のいかなる二経線間の屈折力の差が0.125ディオプトリ以下であって、平行度が0.166プリズムディオプトリ以下のもの
偏光サングラス
サングラスの項に掲げる区分に該当するもののうち、次のイ及びロに該当するもの
《イ》偏光度が90%以上であるもの
《ロ》偏光軸のずれが15度以下であるもの
ファッション用グラス
前各項上欄に掲げる区分以外のもの
原文のままだと分かりづらいのですが、要は、レンズに求められる光学的な基準をクリアしたものだけが品名にサングラス・偏光サングラスと表記できるのです。
その基準に合わないものはファッション用グラスとなり、色付レンズが付いているだけですので、まぶしさは減るかも知れませんが、掛けていると疲れたり、掛けない時よりも物が見づらくなるなど、眼に悪影響を及ぼすものもあるようです。
紫外線対策の一環としてサングラスを…と思っている方は、紫外線透過率だけではなく、「品名」にもぜひ注目してください。
今お使いのメガネにサングラスを
手軽に使える前掛け式サングラスは以前からありましたが
レンズにはさんで取り付ける為に、レンズに傷をつける事がありましたし
見た目的にもあまりカッコ良くはありませんでした
そこで
ここ数年増えている、見た目がスッキリしていて軽い前掛け式サングラスはいかがでしょうか?
取り付け時にレンズをはさまないので、レンズに傷をつける心配もありません
取り付け金具がスッキリしていますので
実際にメガネに装着しても目立ちにくいです
従来タイプ・新タイプ共にはね上げ可能です
従来タイプはカット前の状態です、当店では販売時に装着するメガネの形に合わせてレンズをカットいたしますが
金具に対してレンズの取り付け位置が鼻側にあるために、どうしてもフレームの形にレンズの形を合わせることが出来ませんでした
新タイプは、金具とレンズの取り付け位置が上部にあるため、レンズの形をメガネの形に完全に合わせることが可能になりました
新タイプには、ご自身でレンズ交換出来るタイプもあり、レンズ自体の取り外しもワンタッチなので、濃さの違うレンズや色の違うレンズを、状況に応じて手軽に使い分けることも可能です
ちなみに、前掛けサングラスに組み込むレンズは「偏光レンズ」になります
上下からの光をカットしますので、水面や雪面、道路などから生じる眩しい光をカットします
この画像ではテーブルの上の物に外からの光が反射しておりますが
こちらの画像では反射がスッキリとカットされております
下の画像は実際に前掛けサングラスに組み込むレンズをカメラの前に置いて撮影したものです
今回はライトブラウンのレンズを使って撮影しましたが、偏光の効き目は色の濃いほうがカット率も高くなっております
一つ持っていると何かと便利ですので
「サングラスは欲しいけど、度付きサングラス作るまでは…」という方は
ぜひ実物をご覧になってみてください
従来タイプは¥2,600より 新タイプは¥6,300となっております
※偏光レンズとは、色の変わるレンズではございません
※偏光レンズで強化ガラス(自動車のサイド及びリアウィンドなど)を見ると模様が見える場合がございます
※偏光レンズを通して液晶画面を見た場合に、見る角度によっては画面が見えなくなる場合がございます
貴金属フレームのツヤ出し(再研磨による新品仕上げ)
前回のブログで、べっ甲フレームをモデルにフレーム研磨のご紹介を致しましたが
今回は貴金属フレームをモデルに研磨前と研磨後の比較をしてみました
拡大前の画像では、研磨前はフラッシュの光がフレームのキズによって乱反射し
ぼやけた輝きになっていますが
研磨後ではフラッシュの光も引き締まった輝きになりました
表面の滑らかさも一目瞭然です
特にフレームの上下はメガネを外して置く時にこすれやすい場所だけに
どんどんキズが増えていきますので
定期的な研磨でいつも輝いているフレームをお掛けになりませんか?
なお、作業時間及び作業料金はフレームの状態によって変わりますので
電話でのお問い合わせでは詳しい回答が出来ない場合がございます
※梨地(艶消し加工)フレームは研磨できません
※チタン及び合金フレームのメッキの研磨はできません
フレームのツヤ出し(再研磨による新品仕上げ)
普段お使いのフレームは汚れていませんか?
樹脂フレームやベッ甲フレームなどは、新品の時はツヤがあってきれいですが
使い込んでいるうちにツヤが無くなったり、白く粉を噴いたような状態になってきます。
そのような状態は見た目が悪いだけではなく、フレームの痛みも進行しやすくなり
何一つ良いことは有りません
中里メガネでは、そのようなフレームを新品同様に研磨するサービスを行っております。
このように、研磨によって新品同様の輝きを取り戻すことが出来ます。
ベツ甲フレーム・貴金属フレーム・樹脂フレームなどはこのように研磨できますので
フレームのツヤが無くなったと思いましたら是非ご相談下さい。
なお、作業時間及び作業料金はフレームの状態や材質によって変わりますので
電話でのお問い合わせでは詳しい回答が出来ない場合がございます。
※樹脂フレームでは一部研磨が出来ないフレームもございます。
※ひび割れ及び深い傷や欠けなどは消えない場合もございます